ビタミンA(β-カロテン)

ビタミンAは、目、皮膚、粘膜などを正常に保つビタミン群の一種です。 また、ニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、このビタミンAの前駆体と言うべき存在です。 色素成分カロテノイドの一種でもあるβカロテンは、 体内でビタミンAが不足したときに必要量がビタミンAに変換されるので、ベータカロテンを補給すればビタミンAをバランスよく摂取することができます。 煙草や過度のアルコール摂取などは、ビタミンAの体内での貯蔵量が減ってしまいます。 そのため、ビタミンAがより多く必要になるので、ベータカロテンで不足分をカバーすることをお勧めします。


■ビタミンA(β-カロテン)

目・肌・器官など広い範囲に影響力を発揮

ビタミンA(レチノール)は、脂溶性ビタミンの1つで、動物性食品にはレチノール、植物性食品にはカロテンとして含まれています。 体内ではレチノール・レチナール・レチノイン酸といった3種の活性型で作用しています。 緑黄色野菜に多く含まれている色素ベータカロテン(βカロテン)は、このビタミンAの前駆体と言うべき存在。 カロテンは野菜・果物に含まれている色素で、β-カロテンが代表。 色素成分カロテノイドの一種でもあるβカロテンは、体内でビタミンAが不足したときに必要量が腸で吸収され、体内でビタミンAに変わります。

ビタミンAは、粘膜を丈夫にし、皮膚、髪、歯茎の健康を保ち、視力を正常にします また、免疫力を正常にし、成長を促進し、病気の回復を助ける重要なビタミンでもあります。 体の細胞が酸化するのを防ぐ抗酸化作用があり、 の抑制・予防、心臓病の予防、コレステロール値の低減に効果があります。 また、他のビタミン・ミネラルの効果を発揮させる役目もあり、大切なビタミンです。 不足すると皮膚や粘膜の乾燥・夜盲症・成長障害・胎児の奇形などを引き起こす恐れがあります。 ただし、動物性のレチノールは過剰摂取すると、様々な過剰症を起します。 植物性のβ-カロテンは必要な分だけ体内でビタミンAになるため、摂りすぎても問題ありません。 厚生労働省の指定では、上限値:2000IU、下限値600IUが目安となります。 食品中には、ビタミンA以外に体内でビタミンAに変換されるプロビタミンA (ビタミンAの前駆体)というものがあります。 プロビタミンAは主に植物性食品に含まれ、赤や黄色の色素であるカロテノイドがよく知られています。

▼ビタミンAが多く含まれる食品
ビタミンAの多く含まれる食品には鶏レバー、豚レバー、アンコウの肝、 ウナギ、アナゴなどが挙げられます。 一方で、βカロテンはニンジンカボチャブロッコリーといった緑黄色野菜などから摂取できます。

▼ビタミンA不足を防いで肌トラブルなどを防止
ビタミンAは、皮膚や粘膜を下支えする上皮細胞の生成をサポートします。 外敵から身を守るバリアとしての皮膚は、ビタミンAのサポートで成り立っている部分が大きいといえます。 逆に、ビタミンAが不足すると、肌の乾燥などのトラブルを招く恐れがあります。 ビタミンA(ベータカロテン)を常に摂取して、美しい肌を保ち、体内の健康もキープしましょう。

◆ビタミンAの摂取方法

ビタミンAやβカロテンは、サプリメントでも摂取できます。忙しくてなかなか緑黄色野菜を摂れない方におすすめです。

▼摂取量の目安
ビタミンAやβカロテンのサプリメントの摂取量は、タブレットタイプなら1日1粒ずつが目安とされています(商品によって推奨される摂取量は異なります)。

▼ベストな摂取方法・注意点
ビタミンAやβカロテンのサプリメントは脂溶性なので、油分の多い食事と一緒に摂れば体内に効率よく成分を拡散させることができます。