高脂血症(高LDLコレステロール・高中性脂肪)対策によい
『サプリメント』

高LDLコレステロール高中性脂肪 対策によいとされている成分・サプリメントをご紹介します。


■関連項目

亜麻仁(アマニ)
『亜麻仁(アマニ)油』は、亜麻(アマ)の花の茶褐色の種子を絞った油です。 亜麻仁油は不飽和脂肪酸であるn-3脂肪酸(オメガ3)の一種である α-リノレン酸を豊富に含んでいます。 α-リノレン酸は、細胞や血管を柔軟に保ち動脈硬化を防ぐ働きや、コレステロール、中性脂肪を低下させる働きがあります。 亜麻仁油はそのままの油としても販売され、「コレステロール0の油」として人気がありますが、 亜麻仁油の成分は水溶性で熱に弱いため、油の状態ではドレッシングやそのまま飲む方法での摂取となります。 しかし、ドレッシングや、飲む方法での摂取は継続するのが大変です。 そこで、手軽に毎日続けられるように、亜麻仁油のサプリメントをご紹介します。

アルギン酸
『低分子アルギン酸ナトリウム』は、コンブやヒジキなどの渇藻類ののネバネバ部分に多く含まれている 水に溶ける性質のある「水溶性食物繊維」のアルギン酸から調製されたもので、 水に溶けてねばねばしたゲルを形成するので、消化管内では胆汁酸やコレステロールを吸着して、 体内への吸収を妨げ、排泄を促します。 また、アルギン酸には、血圧上昇を抑制しする作用もあります。

アディポネクチン
アディポ「脂肪」、ネクチンは「くっつく」という意味。 『アディポネクチン』は血管を拡張させ血圧を正常化したり、肝臓に働きかけて中性脂肪値と血糖値を正常化させたり、 悪玉コレステロールを減少させたりするとされています。

ウコン
肝機能が向上することで、中性脂肪、悪玉コレステロールを減らすとされています。

オメガ3
『オメガ3』は、「多価不飽和脂肪酸」に属し、体内合成が出来ず、 必ず食品から摂らなければならない「必須脂肪酸」です。 オメガ3は、動脈硬化や血栓の予防、コレステロールや中性脂肪の減少などに加え、 認知症の改善、記憶学習能力の維持向上、視覚機能の維持向上などの働きがあることが知られています。 オメガ3はDHA/EPAとして、いわし、さば等の青魚、サーモンの魚油に多く含まれ、 植物性ではα―リノレイン酸としてフラックスオイル(亜麻仁油)、しそ油、 ごま油、胡桃油等に含まれます。

カテキン
動物性食品中のコレステロールは、体内で消化酵素の作用で遊離型コレステロールとなり、 他の脂肪酸などと共に胆汁酸に溶解して、水と均等に混ざり合った乳化状態で小腸から吸収され 脂肪組織に取り込まれて体脂肪となります。 緑茶カテキンには、この乳化を妨げる働きがあるため、 コレステロールが吸収されることなく排泄され体脂肪の蓄積を防ぐことが出来ます。

キトサン
脂肪・油分を吸着する特徴を持ち、それら体外へ排出することで、身体にたまった有害ミネラル・重金属、 放射線物質を除去したり、脂肪・油分の吸収を制御してコレステロールや中性脂肪を減らすとされています。

グリスリン
グリスリンには、インスリン抵抗性を改善して増えすぎた体重を減らすほか、 高血糖や高LDLコレステロール、高中性脂肪を改善させる効果もあることが臨床試験で明らかになっています。

クロム
クロムは、脂質代謝促進や、血中の中性脂肪やコレステロール値を正常に保つ働きがあり、 さらに、インシュリンの働きを助け血糖値を安定させ、脂肪とコレステロールの燃焼効率を向上させます。

大豆
大豆の血中脂質に及ぼす有効性については、動物性たんぱく質を大豆たんぱく質に置き換えて摂取する場合に、 LDLコレステロールの低下、中性脂肪を低下する作用が報告されています。 日本において、約500名を対象とした横断調査により、大豆製品の摂取が習慣的に多い者では、 血中LDLコレステロール値が低いことが示されています。

『ターメナリアベリリカ』
『ターミナリアベリリカ由来没食子酸』には、食事に含まれる脂肪や糖の吸収を抑えて、 食後の中性脂肪や血糖値の上昇をおだやかにする機能が報告されています。 食後の中性脂肪や血糖値が気になる方に適した食品です。

紅麹
『紅麹』は、酒・味噌・醤油などの醸造食品を作るときに使用される麹の一種です。 一般の麹とは異なり 鮮やかな紅色をしているので 紅麹と呼ばれています。 紅麹に含まれるモナコリンKは、血液をサラサラにすることから、 高脂血症(高コレステロール・高中性脂肪)対策に有効だとされています。

マグネシウム
マグネシウムの効能としては、心臓病・高血圧を防ぐ、 血中コレステロールを減らす、 手のふるえ・てんかん・ひきつけを防ぐ、 胃酸過多に効く、脳の働きを円滑にする、皮膚を健康に保つ、 頭痛を緩和させるなどの効果があります。

VCO
VCOとは「ヴァージンッコナッルオイル」の略称です。 ココナッツオイルから抽出された「中鎖脂肪酸」がLDL(悪玉)コレステロールを洗い流して減少させ、 相対的にHDL(善玉)コレステロールを増加させることによって両者のバランスを制御します。 また、VCOの中鎖脂肪酸は、中性脂肪の増加を防いだり、減少させたり、脂肪の燃焼を助けるともいわれています。 LDLコレステロールや中性脂肪は動脈硬化や生活習慣病などの原因となるので、 VCOは、生活習慣病予防のための高コレステロール・高中性脂肪対策に有効であるといえます。 VCOと呼んでいるココナッツオイルは、現在かなりの数が流通しています。 しかし、食用として厚労省の認可を受けたもののみが正しいVCOです。 そのため、日本国内では食品として扱われており、その他のココナッツオイルは食品添加物として扱われています。

ナットウキナーゼ
「納豆菌」が発酵する際に、活性酸素除去酵素(SOD)やビタミンK、葉酸などを作り出しますが、 「ナットウキナーゼ」も、その際に生成されるタンパク質分解酵素の一つです。 この酵素「ナットウキナーゼ」には、血管の中で血が固まった血栓をとかし血液をサラサラにする作用があり、 コレステロールが血管壁に溜まりにくなるので、動脈硬化を予防する効果があります。

高麗人参
『高麗人参』は善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールの量を減らすので、 高脂血症対策にも効果的だといわれています。高麗人参を定期的に摂取することで 血液の中の悪玉コレステロールは少しずつ減り、血液がサラサラになっていきます。 また、高麗人参には血液の中のコレステロールや中性脂肪を分解して体外に排泄させる働きもあります。

田七人参
『田七人参』は確実に血中のコレステロールや中性脂肪を減す効果があります。 コレステロールのバランスも、善玉のコレステロールを増やし、 悪玉のコレステロールを減して動脈硬化の予防や改善に役立ちます。

キノコ類
キノコには、野菜同様食物繊維が豊富に含まれており、しかもキノコの食物繊維には、えびやかになどに存在する キチン(キトサン)が含まれていることが特徴的で、キチンには、脂肪・油分の吸収を制御して コレステロールや中性脂肪を減らす作用があります。

黒酢・もろみ酢
黒酢・もろみ酢はその成分として天然アミノ酸を豊富に含み、 それによって、肝機能を強化する、 血液をサラサラにする、コレステロール値を下げる、 血圧を降下させる、血糖値を低下させるなど、 生活習慣病に効果的なほか、 ダイエットや美肌などにも効果があるとされています。

タマネギ
玉葱(タマネギ)は、健康維持にすごいチカラを発揮します。 血液をサラサラにすることで血糖値、中性脂肪、コレステロール値を下げます。 脂肪の吸収を阻害して、さらに体内の脂肪排出。 解毒・殺菌効果で悪玉菌の活動を弱め、肝臓機能を高めます!

αリノレン酸(共役リノール酸
炎症促進性サイトカイン生産を阻害し、アレルギーの 抑制・アトピー性皮膚炎の改善に期待されます。 また、中性脂肪を低下させる働きも併せ持っています。

乳清タンパク加工食品(免疫ミルク)
乳清タンパク加工食品(免疫ミルク)とは、母乳(初乳)の素晴らしい働きを、 牛乳をもとにできる限り再現させた製品で、高コレステロールや高血圧などの生活習慣病や、 リウマチ、アレルギー症状の改善に効果が高いと言われています。

メロン
「メロン」に含まれている「ククミシン」は、 血液の凝固を遅らせる働き、つまり抗血栓作用が極めて強力で、 高い血圧を下げるだけたり、血液中の悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やす働きがあります。 また、メロンには、中性脂肪値を低下させたり、長寿ホルモンのアディポネクチンを増やす働きもあります。

▼ボレップ
脂肪の吸収抑制、中性脂肪の代謝促進、脂肪細胞への分化抑制などの作用があるとされています。

▼エルカンプーレエキス
血清総コレステロールおよび中性脂肪の減少、また血圧値の改善、血清グルコース値の低下、 さらにはメタボリックシンドロームの基盤である内臓脂肪を減少させるとされています。

▼銀杏
銀杏には、動脈硬化、血中中性脂肪の治療効果など、さまざまな生活習慣予防・改善作用があるといわれています。

▼小麦胚芽エキス
小麦胚芽エキスは、血中中性脂肪が上昇しにくくなり更年期障害を改善するとされています。

▼シソ[ロズマリン酸]
シソに含まれるロズマリン酸には、体内に取り込まれた麦芽糖がブドウ糖に変化するのを邪魔することで、 余分な糖分が体内に吸収されることを防ぎ、中性脂肪の上昇も抑えられると期待されています。

▼その他
『海藻粒』