高血圧対策に『紅麹』

紅麹』にはガンマーアミノ酪酸(GABA)が多く含まれているために、血圧を下げる働きがあり、 高血圧を予防する効果を持っていることが、最近の数々の臨床試験によって明らかになりました。 そもそも、紅麹は、中国では昔から漢方薬として珍重されており、その健康維持効果は実証済みで、 現在でも大衆薬として愛用されています。


■紅麹

血圧降下に有効

昭和61年の4月に京都で行われた日本農芸化学会大会において、国立健康栄養研究所の辻啓介博士を中心とするグループは、 「紅麹の血圧降下作用」と題する発表を行いました。その発表によれば、放っておけば自然に高血圧圧になるラットを、 同じ塩分量の飼料で、片方に紅麹、もう一方に黄麹(日本では一般に醸造用に使用されている麹)を、 5%混ぜたもので3週間飼育したところ、紅麹は、はっきりと血圧降下作用を示していました。 他の報告では、伺料の中に紅麹をわずか0.3%混ぜただけでも、血圧上昇を抑えるという実験結果もあり、 紅麹に血圧調整効果があることを裏付けしています。

  東京警察病院循環器センターの井上清先生らは、本態性高血圧症患者を対象とした臨床試験でも、 血圧降下作用を確認しています。血圧が高くなる昼間の活動時間帯では、紅麹の飲用により血圧を下げ、 ストレスから開放され血圧が低くなる睡眠時は、ほとんど変化がみられないことがわかりました。 つまり紅麹の飲用により、血圧が高い場合には下げますが、血圧が低い場合には、過剰な血圧効果を引き起こしません。   紅麹は血圧調整に最適な素材といえるのです。

こららの血圧下降作用は紅麹に含有されている GABA に由来するのではないかと考えられています。 1996年には、紅麹に含まれるγ-アミノ酪酸(GABA、ギャバ)が血圧を下げるとして特定保険用食品の 「関与する成分」として厚生労働省の外部団体である(財)日本健康栄養食品協会で認められました。