鼻中隔湾曲症

鼻中隔湾曲症は、成人の8割以上にみられる症状です。


■鼻中隔湾曲症の症状と特徴

鼻腔を左右に分ける鼻中隔がどちらかに曲がっていたり、突出していたりするものを「鼻中隔湾曲症」といいます。 湾曲は外から見てもわかりません。 通気の悪い方は、鼻腔の粘膜が厚くなりやすく、鼻詰まりなどの症状がみられるようになります。 鼻が詰まると、細菌が繁殖しやすくなり、炎症が起こりやすくなります。 それが鼻副鼻腔炎の原因になったり、アレルギー性鼻炎を悪化させたりします。 成人の8割以上にみられますが、治療の対象になるのは、鼻詰まりや頭痛、イビキなどの症状が現れたものだけです。


■鼻中隔湾曲症の原因

鼻中隔の軟骨の発育が、頭蓋を構成する骨の成長より早いために湾曲が起こります。 また、鼻中隔の軟骨の発育速度それぞれが違うことも、原因になります。


■鼻中隔湾曲症の治療

点鼻薬で鼻詰まりを解消する治療が行われますが、長く続けると鼻炎を悪化させることがあり注意が必要です。 手術としては、粘膜を切り、鼻中隔を構成する軟骨や鼻の曲がっている骨などを抜き取る鼻中隔矯正術を行います。 鼻中隔が曲がっていると、鼻腔の外側の壁も厚くなっていることがあるので、調整も必要です。