ヒマラヤ岩塩の効果・効能
「ヒマラヤ岩塩」は抹消血管を広げ、美肌を生む天然硫黄の塊で、硫黄臭が漂い温泉気分が味わえます。 また、ヒマラヤ岩塩は湯の肌触りが柔らかく、体の芯から温めて手足の冷えを解消する効果があります。
■ヒマラヤ岩塩の特徴
食塩泉と硫黄泉の特徴を併せ持つ
ひと言で温泉といっても泉質によって、「単純泉・重曹泉・食塩泉・硫黄泉・鉄泉・炭酸泉」など9種類に分類され、 泉質が違えば効能も違ってきます。日本では、一般に泉質の違いはあまり重視されないようですが、 病気の治療を目的として温泉を積極的に活用しているドイツでは、当たり前のように温泉の使い分けが行われており、 特に、食塩泉・硫黄泉・炭酸泉・ラドン泉の4つが活用されているといいます。 ヒマラヤ岩塩を溶かし込んだ湯は、このうち食塩泉と硫黄泉に似た性質を示すと考えられます。
- 【ヒマラヤ岩塩浴の一般的効能】
- 1.美肌効果:驚異的な還元力でお肌が若返ります。
- 2.老廃物を除去
- 3.リラックス・疲労回復
その他に次のような効能が期待できるといわれています。
肌荒れ、冷え性、疲労回復、筋肉痛、肩こり、関節炎、ニキビ、吹き出物、動脈硬化、
慢性的な婦人病、鼻炎、花粉症、神経痛、水虫、腰痛、慢性的な皮膚病、食欲不振、
日射病、切り傷、やけどなど
■食塩泉の効能
保温効果が抜群に高い
「食塩泉」は、筋肉痛・冷え性・関節痛・打撲・捻挫・婦人病に対して効能のあることがよく知られています。 その中でも食塩泉で特に顕著なのは、冷え性に対する効能です。 食塩泉は別名「熱の湯」といわれるように体を芯まで温める働きが強く、入浴後も全身がポカポカした状態が 何時間も保たれ、湯冷めしにくいことで昔から有名です。つまり、食塩泉は保温効果が抜群に高いのです。 その点、ヒマラヤ岩塩はれっきとした食塩なので、これをお風呂の湯に溶かせば、食塩泉に入ったときと同じような 効果を家庭で簡単で満喫できるのです。ちなみに、食塩泉と反対に「冷えの湯」と呼ばれているのは重曹泉です。
■硫黄泉の効能
炭酸ガスの10倍以上の血管拡張作用がある
「硫黄泉」は、慢性皮膚炎・関節炎に対して効能があり、血行促進効果が極めて大きいことで昔から有名です。 硫黄泉は日本で最も人気のある泉質となっており、群馬県の草津温泉、熊本県の黒川温泉の人気が特に高いのも、 これらの温泉が硫黄泉だからでしょう。 硫黄泉は、血行の滞りがちな抹消血管という細い血管を拡張させる作用が強く、一説には、血管を拡張させる硫黄の力は 炭酸ガスの10倍かそれ以上といわれています。 最近、炭酸ガスの血管拡張作用を利用した入浴剤が何種類も市販されていますが、硫黄を適度に含むヒマラヤ岩塩の入浴 にはそれ以上の冷えの改善効果が期待できるといえるでしょう。
また、硫黄泉は、「痰の湯」とも呼ばれており、蒸気を吸うことで痰の切れがよくなるといわれています。 さらに、女性にとってうれしいことに、硫黄泉には肌を健全に保つ作用も認められています。 特に皮膚表面の角質層を柔らかくして肌をすべすべに保つ効果に優れており、硫黄泉は慢性湿疹、角化症にも 効能があるとされています。