ヒマラヤ岩塩の酸素還元力
細胞を老化させる「活性酸素」によって酸化された物質から酸素を取り除き、 元の状態に戻す働きを「酸素還元力」といいます。 驚異的な酸素還元力を持つヒマラヤ岩塩は、体から老廃物を洗い流し、 新陳代謝を活発にするといわれています。
■活性酸素
過剰な活性酸素は細胞を破壊する
「酸素」は人間にとって必要不可欠のものですが、必ずしも善玉ではなく、時には悪玉になることがあります。 物質と酸素が融合することを「酸化」といい、鉄が錆びることやすりおろしたりんごが赤くなる、 食物が腐るのもこの酸化作用で、その物質が酸素により酸化されるために起こる現象です。 花が酸化すれば枯れ、体が酸化すれば病気の原因となり、 また紫外線により肌が酸化すればくすみやシミの原因となります。
体内においても同じように、酸素が細胞を錆びさせているのです。 人体の「老化」もこの酸化によって引き起こされると考えられています。 そしてその錆びや老化を促進するのが 「活性酸素」と言われるものです。 「活性酸素」は、細胞の酸化、破壊を起こさせる物質で、老化、生活習慣病、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、 アトピー性皮膚炎、アレルギー疾患など万病の原因となっていると言われています。 そして、そのような酸化を防ぐ力が「酸化還元力」です。
■酸素還元力
「活性酸素」によって酸化された物質から酸素を取り除き、元の状態に戻す働き
「酸素還元」とは、物質の抗酸化過程のことをいい、 酸化した物質など酸素と結びついているものから酸素を奪いさること(還元作用)を言います。 肌細胞の酸化などの老化や病気の原因ともなる「活性酸素」によって酸化された物質から酸素を取り除き、 元の状態に戻す働きがあります。「酸素還元力」が強いほどその効果は高まります。
人体において酸素還元力を高める方法にはいくつかありますが、その1つに、体から老廃物を洗い流し、 新陳代謝を活発にするという方法があります。 「ヒマラヤ岩塩」は、酸素還元力の元となる「ミネラル成分」を豊富に含んでいるので、 「岩塩浴」によって肌からミネラル成分が吸収され、 それによって、新陳代謝を活発にすることができると考えられています。 また、塩に火を入れると、塩は酸素還元力が高まるといわれており、 マグマによって焼かれたヒマラヤ岩塩は1000度を超えるマグマによる加熱で、 他の天然岩塩よりもさらに高い酸素還元力を有しています。
酸化還元は酸化還元電位(Oxidation Raduction Potential) という数値で測ることができ、 プラスになるほど酸化力が弱くマイナスになるほど還元力が強いということです。 体を酸化させる原因となっている、一般の水道水では、約+630mV前後、 市販のミネラルウォーターで約+350mVという数値を示していますが、 ヒマラヤ岩塩を溶かした水溶液は約-220mV~-330mVという驚異的な数値を示します。 酸化還元電位の低い水は鉄の釘をいれても錆びず、食品も腐りにくくなり、 飲み水やお風呂などで体内に吸収すれば、酸化体質になりにくいことが言えます。
また、ヒマラヤ岩塩は水道水に含まれる塩素の除去も促します。 そのため、ヒマラヤ岩塩を溶かした湯につかれば、活性酸素などによる肌のダメージを抑え、 肌の老化を防ぎ若々しい皮膚を保つのにも役立つと考えられます。