■大阪府在住 佐藤あかりさん(仮名 65歳)
肉や魚で献立にバリエーション
私は20年来の糖尿病患者です。5年ほど前から糖質制限食の指導を受け、今日に至っています。 以前、9前後あったヘモグロビンA1cが、現在は6未満と正常範囲内で推移しています。 インスリン注射からも解放され、少しばかりの経口血糖降下薬に変わりました。 これは、私にとって大きい出来事でした。また、糖質制限食を続けたところ、体重がおよそ10kg減量。 体が軽くなると、「歩く」意欲が自然に湧くのが不思議に思えます。 ご飯好きの私にとり「主食制限は大変なのでは?」といわれますが、合併症のことを考えると、そんなに難しいことではありません。 炭水化物を除き、タンパク質の肉や魚で献立のバリエーションは広がります。 そのほか、野菜(根菜以外)はたっぷり。豆類、豆腐といった植物性タンパク質も、欠かせなく食品です。 糖尿病は、長期的に付き合っていく気持ちが大切です。 中でも食事に左右される血糖値は、「測定」し「記録」することによって意識が高まり、コントロール成功につながるようです。