サプリメントの基礎知識3『サプリメントの副作用と添加物』

サプリメントの基礎知識『サプリメントの副作用と添加物』について簡単にご説明します。
(*本文は下の方にあります)


サプリメントの基礎知識3

■サプリメントの副作用と添加物

サプリメントって、もちろん健康のために取得します。 でも、副作用がないということではないのです。食事でも食べ合わせってありますしね。 また、サプリメントに添加されているものにも少し注意しましょう。

副作用といいましたが、サプリメントで起こりやすいのは「過剰摂取」です。 特に、ビタミンA、Dは脂溶性で、摂りすぎると肝臓などに蓄えられるため、過剰症が起こりやすくなります。 ビタミンAは、カロテンとして摂れば必要量以外は排出されます。 ビタミンDは、大人ではそれほど心配ないようですが、厚生労働省がビタミン12種類とミネラル8種類については 一日の摂取量の上限と下限を決めていますので、目安として参照してください。

ビタミンCなどの水溶性のビタミンでは、摂りすぎると尿中に排泄されます。 だから比較的安心ですが、過剰症が見られることもあります。 例えばビタミンCでは下痢、ナイアシンでは皮膚に赤い斑点が見られることもありますが、通常は摂る量を減らせば元に戻ります。 ビタミン・ミネラル以外では、青背の魚にアレルギーのある人はEPA・DHAに気をつけてください。 アレルギー反応が出る場合は、摂取不可です。

オプショナルサプリメントであるハーブは、基本的には薬草です。 注意が必要と考えましょう。他に薬を飲んでいる場合は、飲み合わせの問題が出ることもあります。 コレステロールを下げるメバロチンに、ナイアシンを併用するとメバロチンの副作用が強くなる、 インスリンを注射している人がビタミンCを多く摂取すると低血糖を起こす可能性がある、など、医者にかかっている人は、 医師の指示に従ってください。

次に、添加物。100%ピュアなサプリメントって、ありえません。 例えば、錠剤にするために材料を固める結合剤、足りない分量を埋め合わせる充填剤、 湿気などから守り飲みやすくするためのコーティング剤などが使われていますし、他には着色料や香料、甘味料などを含むものもあります。 基本的には、厚生労働省が安全性を保障したものを使っているはずなので安心ですが、リスクはゼロではありません。 以上、サプリメントの負の面を理解して、納得できるサプリメントを見つけてあなたの健康に役立ててください。


■サプリメントを摂れば食事は?

ビタミンのサプリメントを摂っていれば、野菜は食べなくても大丈夫?
たくさんサプリメントを摂っているから、食事は適当でいい?
そんなことはありませんよね。

ファイト・ケミカル(下記参照)でも述べますが、まだ分かっていない栄養素が多く含まれています。 そのような栄養素は、サプリメントでは摂取できません。とにかく毎日、ちゃんと食事をすることが、当たり前ですが大切です。 あくまで食事で摂る栄養の不足を補うのがサプリメントです。 また、食事とともに運動や睡眠、リラックスなども大切な要素です。 カロリーに見合うだけのビタミン・ミネラルを摂ってもそれでエネルギー代謝がうまくいくわけではありません。 身体を動かして、エネルギーを必要としなければ、身体はエネルギーを作りません。 さらに、きちんと睡眠をとらなければ、新陳代謝もスムーズに行われないのです。

とても当たり前の話になってしまいましたが、本来の目的は健康な身体を維持することです。 そのためには、やはり基本の食事、運動、睡眠、リラックスなどに気をつけて、 不足分をサプリメントで補うという考え方をしっかり理解しましょう。


●ファイトケミカル

健康に役立つ”第七の栄養素”の研究が活発だ。正体は野菜や果物などに含まれる物質で、その数は約1万種。 専門家は「ファイトケミカル」と呼ぶ。がんや生活習慣病の予防に有望とされる物質も見つかった。 野菜や果物は中高年の健康に大切な食べ物。代表的な成分を探った。
ファイトケミカルの「ファイト」とはギリシャ語で植物の意味。植物が紫外線などの害から組織を防御するための成分のことが多い。 炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維に続く7番目の栄養素といわれ、各国で研究が進んでいる。

▼カロチノイド群
リコピンはトマトに多く含まれ、肝硬変患者の肝臓がん発生抑制などに役立つ。 ルテインは高齢者の視力障害の原因となる黄斑変性症の予防効果があるとされ、ホウレンソウに多く含まれる。 βクリプトキサンチンなどを多く含む温州みかんには糖尿病予防効果があるとの動物実験結果が出ている。

▼イオウ化合物群
ブロッコリー、タマネギ、ニンニクなどに含まれるスルフォラファンは、腫瘍の発生を抑制する作用があるとの 動物実験結果が出ている。

▼ポリフェノール・フラボノイド群
ブルーベリーの含有成分は、目の疲労回復を助けたり、網膜を保護するとされる。特にアントシアニンが注目される。

このような栄養素は、「色や香りのある食品・野菜を選べばいい」とのこと。 「がんの抑制効果」や、「体内で悪さをする活性酸素を除く働き」があるとの研究成果が出てきているようですので、 ぜひ日頃から意識して食べるようにしてください。野菜は1日に350グラム、果物は200グラムが目標。 結構きついですね。でも、発見されていない、もしくは効果が解明されていないファイトケミカルがあるのですから、 やはり野菜は意識して食べましょう。 もちろん、最近のサプリメントにはこれらの「ファイトケミカル」が含まれているものが増えてきていますから、 サプリメントで補うのもひとつの方法です。