免疫力強化サプリメント
『免疫力』を強化するサプリメントをご紹介します。
■腸内細菌と免疫の関係
乳酸菌・食物繊維が調整力を高め免疫力を強化する
免疫に関わる体の器官はいくつかありますが、最大の免疫器官は「腸管」で、 食べ物と共に口から侵入してくるウィルスや細菌を迎え撃つ最前線の役割を持っています。 リンパ球の60%以上が腸管に集まり、抗体の60%は腸管で作られており、腸が元気な人は全身が元気といわれるくらい、腸のパワーは免疫力を高めてくれます。 腸管の免疫系と深くかかわっているのは、「腸内細菌」で、人間の腸にはおよそ100種類の細菌が100兆個、1キログラムほど存在しています。 免疫系は体にとって望ましい細菌だけを腸内に生息させ、有害な細菌を排除するのですが、 腸内細菌のバランスが崩れると免疫系が異常をきたし、病気を引き起こすといわれています。 そこで、腸内細菌と免疫の関係を利用して健康に役立てる工夫が行われており、 腸内環境を健康に保つためには、「乳酸菌」や「食物繊維」が重要な役割を果たすと考えられています。
体に有益な腸内細菌は、加齢とともに減少することがわかっています。 また、偏った食生活を続けていると、実年齢よりも腸年齢が進んでしまうといわれているので、 健康的な食生活で腸を若々しく保ち、免疫力を維持したいものです。 免疫力を高めるには多くの食材を選び、それぞれに合った調理法を選ぶことが大切です。 さらに免疫力を高めるために、また不足しがちな栄養素を補うためにサプリメントの活用があります。
■免疫力を高めるサプリメント
●乳酸菌関連
乳酸菌関連は、まず「プロバイオティクス」。 これは生きたまま腸内に到達して健康に有利に働く細菌や酵母のことで、「乳酸菌」や「ビフィズス菌」などです。 次に「プレバイオティクス」。これは腸内の善玉菌の増殖に貢献するもので、「オリゴ糖」などがあります。 また、「バイオジェニクス」の分野も注目されるところです。 バイオジェニクスは、東京大学名誉教授である光岡氏により、1988年に提唱されたもので、 乳酸菌が産生する有効物質が腸内フローラを介さず、直接体へ作用することで血圧降下や免疫力の活性化、整腸作用などの健康効果を発揮するというものです。
●キノコ類
茸(キノコ)」に豊富に含まれている「βグルカン」の免疫力強化・抗癌作用が注目されています。
●酵素類
植物酵素は、50種類以上の野菜や果実類・根菜類・穀類・海藻類などの植物を時間をかけてじっくりと発酵させた食物酵素の天然エキスで、 活性酸素の害を防ぐ抗酸化力や、免疫力を高めて病気を退ける効果があること確認されています。
●糖鎖
人間の細胞の表面には、糖が鎖状につながった分子が産毛のように付いており、「糖鎖」と呼ばれています。 糖鎖はたんぱく質によって細胞内とつながっていて、細胞同士の認識、結合、情報交換などを主な働きとし、免疫機能にも深く関係していると考えられています。 さまざまな病気で糖鎖の異常が見つかっていることなどから、糖鎖を修復する治療法が試みられています。 また、糖鎖を元気な状態に保つことが免疫力のアップにつながるといわれています。 糖鎖は8種類の糖質の複雑な組み合わせでできていますが、グルコースとガラクトース以外は通常の食品からはほとんど摂取できないため、 健康食品などの利用が有効です。 糖鎖の研究は世界的に盛んになっており、健康への応用がさらに広がることが期待されています。
- ▼『糖鎖』
●その他の免疫力強化サプリメント
- 『純炭』
- 『ラクトフェリン』
- 『シトルリン』
- 『亜鉛』
- 『有機ゲルマニウム』
- 『ビタミンC』
- 『プラセンタ』
- 『田七人参』
- 『梅肉エキス』
- 『タヒボ』
- 『深海鮫エキス・肝油』
- 『プロポリス』
- 『ニンニク』
- 『卵黄油・にんにく卵黄』
- 『アルギン酸』
- 『レシチン』
- 『ナットウキナーゼ』
- 『チキンエッセンス』
- 『免疫ミルク【スターリミルク】』
- グルタミン酸
- 植物ステロール
- 椎茸大豆発酵液