性別 | 男性 | 女性 | ||||||
年齢 |
推定 平均必要量 |
推奨量 | 目安量 | 耐容上限量 |
推定 平均必要量 |
推奨量 | 目安量 | 耐容上限量 |
0~5(月) | - | - | 2 | - | - | - | 2 | - |
6~11(月) | - | - | - | - | - | - | - | - |
1~2(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
3~5(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
6~7(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
8~9(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
10~11(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
12~14(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
15~17(歳) | - | - | - | - | - | - | - | - |
18~29(歳) | 20 | 25 | - | 500 | 20 | 20 | - | 450 |
30~49(歳) | 25 | 30 | - | 600 | 20 | 25 | - | 500 |
50~69(歳) | 20 | 25 | - | 600 | 20 | 25 | - | 500 |
70以上(歳) | 20 | 25 | - | 550 | 20 | 20 | - | 450 |
妊婦(付加量) | - | - | - | - | - | - | - | - |
授乳婦(付加量) | - | - | - | - | +3 | 3 | - | - |
モリブデン
『モリブデン』は、必須微量元素の1つです。 体内では肝臓や腎臓に多くが存在しており、さまざまな代謝に関与します。 また、抗癌作用を持つ可能性があり、癌に対する治療及び予防効果に関した臨床試験結果も報告されています。
●期待される効能
鉄利用の促進による貧血の予防。抗癌作用。ウィルソン病に対する治療効果。
●作用メカニズム
モリブデンは、酸化酵素の触媒となる酵素の成分です。また、亜硝酸を解毒する作用や、銅の排泄を促進する作用を持ちます。
●科学的根拠
これまでに数多くの研究が行われており、効果と安全性が確認されています。 例えば、モリブデンの摂取量が少ない地域では癌の発生が多いというデータや、銅代謝異常であるウィルソン病患者にモリブデンを投与することで 症状の改善を認めたとする臨床試験などが知られています。
●摂取方法
「日本人の食事摂取基準」の推奨量に従って利用します。 一般に、モリブデン単独のサプリメントではなく、「マルチミネラル」などといった製品に、 組み合わせの成分として含まれている場合が多いです。
●注意事項
通常の食材に由来する成分であり、特に問題となる健康被害や副作用は知られていません。安全性の高い成分です。 また、モリブデンを含むサプリメントに関連した健康被害も知られていません。 従って、モリブデンを含む原材料を使ったサプリメントを、目安量に従って利用する場合には、特に問題はありません。