■慢性副鼻腔炎と目の症状

副鼻腔の炎症が視神経に及ぶことがある

「慢性副鼻腔炎」によって、副鼻腔の「櫛骨洞」「蝶形骨洞」などに慢性的な炎症が起きていると、 その炎症がすぐ隣にある視神経に及び、「鼻性視神経症」を招くことがあります(下図)。 鼻性視神経症が起こると、片方の目の視力が急激に低下したり、視野が欠けるなどの症状が現れます。 このような場合は、耳鼻咽喉科で副鼻腔の膿や粘膜を取り除く手術が行われます。 治療によって副鼻腔の炎症が治まれば、目の症状もよくなります。