高濃度有機ゲルマニウムと癌治療

高濃度有機ゲルマニウムは、の痛み・治療の副作用を軽減し、闘病の鬱も解消!!


■高濃度有機ゲルマニウム

長引く痛みは闘病の気力を奪っていくため、癌治療では痛みを和らげることが重要

有機ゲルマニウムが、癌と闘うための免疫力を強化することを前ページでお話ししました。 実は有機ゲルマニウムには免疫力強化作用のほかにも、癌闘病に役立つ働きがあるのです。 癌患者さんの苦しみの中で最も大きなものが「痛み」です。 癌の痛みにはさまざまな種類があります。癌が神経や組織を傷めつけることによって起こる痛み、手術による治療跡の痛み、 放射線や抗癌剤治療の副作用の痛みが代表的なものです。長い期間、寝たきり状態で体が動かせなくなり、床ずれしたり 関節が固まったりすることで起こる痛みや、精神的ストレスが引き起こす痛みもあります。


痛みは本来、体の異変を知らせる警戒信号なのですが、癌の治療を始めてからの痛みは警戒信号としての役割を終えています。 癌の痛みは、患者さんを苦しめる害悪でしかないのです。痛みが続くと患者さんの食欲は落ち、安眠できなくなり、 病気と闘う体力や精神力をなくしていきます。癌と闘う気力は治療で最も大きな手助けとなるのですが、気力が低下してしまうと免疫力まで落ちてしまうのです。

鎮痛治療で使われる薬として代表的なのが「モルヒネ」です。最近はモルヒネは適切に使用されるようになっているので、 依存性や中毒性の心配はいりません。とはいえ、モルヒネをあまり使いたくないという患者さんも少なくありません。 そのような場合には、「高濃度有機ゲルマニウム」を試してみることを提案します。 有機ゲルマニウムを飲むと鎮痛作用のあるホルモンが分泌され、痛みを抑えることができると、昭和薬科大学の研究で 解明されています。また、末期癌で炎症による痛みに苦しむ患者さんが大勢います。 東北薬科大学では炎症の種類別に、有機ゲルマニウムと抗炎症薬の効果を比較する動物実験を行っています。 その結果、有機ゲルマニウムは抗炎症薬と同等か、それ以上の抗炎症作用を持つことが判明しています。

癌の苦痛は肉体的なものばかりではありません。癌にかかったことによる死への恐怖、将来への不安、仕事・収入の不安、 家族に対する不安、死生観の変化といった「精神的苦痛」があります。最近では癌患者さんの心の苦痛を取り除く、 緩和ケアが医療の現場にもずいぶん取り入れられるようになってきました。 緩和ケアは末期の患者さんだけが受けるという印象がありますが、 そんなことはありません。緩和ケアは癌がどの段階であっても、受けるべき治療です。 癌になることによって鬱症状が出ることがあり、癌と闘う気力をなくしてしまう患者さんがいるからです。 我が国における研究では、癌患者さんに診られる鬱の有病率は3〜10%程度で、鬱の予備軍のともいえる適応障害を併せると、 癌の種類や病期を問わず15〜40%に上るといわれています。


●有機ゲルマニウムで癌に伴う鬱が改善し、本人や家族の気持ちも楽になった

癌患者さんが鬱になりやすいのは、治療のつらさと将来への不安が大きく関係しているからです。 癌患者さんの自殺願望は末期の人ほど高くなり、10〜20%の患者さんが自殺を考えたという統計もあるのです。 有機ゲルマニウムは、鬱症状にも有効なことがわかっています。鬱状態に陥った患者さん21人に有機ゲルマニウムを飲んでもらう という試験が行われました。有機ゲルマニウムを6ヶ月にわたって1日3回飲んでもらったところ、鬱の改善に有効であることが 判明したのです。あるクリニックでは、大勢の患者さんたちに高濃度有機ゲルマニウムを飲んでもらったところ、 ほとんどの人の鬱症状が改善、患者さん本人だけでなく、家族も気持ちが楽になることが多いそうです。

有機ゲルマニウムは体の痛みだけでなく心の痛みにも効果がある食品だといえるでしょう。 闘病中の生活の質(QOL)を改善するためにも、高濃度有機ゲルマニウムを活用してみてはいかがでしょうか。


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