髪が黒く、つややかになる食品
『コンブ』

コンブには、血管拡張作用・血圧降下作用・コレステロール値低下作用のある アルギン酸、 血栓防止・抗癌作用のあるフコイダン、 コレステロール値低下作用・老化予防作用のある ヨウ素が含まれています。


■黒髪を保つのに欠かせないヨードがいっぱい

コンブは「喜ぶ」(よろコブ)に通じるといわれ、日本ではおめでたい席には欠かせない縁起のよい食材として用いられてきました。 だしはもちろんのこと、煮物、酢の物、昆布締め、昆布巻きなど、日本にはなじみの深い食べ物です。 昆布はミネラル食物繊維を豊富に含み、 ワカメとともに「海の野菜」といわれ、 健康食品として人気を得ています。 コンブは滋養に富むアルカリ性食品です。種類によって異なりますが、コンブの一般的な成分は水分16%、タンパク質7%、脂肪1.5%、炭水化物49%です。 炭水化物の約20%は食物繊維で、 残りはアルギン酸などの水溶性の多糖類です。 コンブを特徴づけているのは、 ヨードカルシウムなどの ミネラル類とビタミンAが豊富なこと。 特にヨードを多量に含んでいます。 ヨードは海藻類に含まれている他のミネラルとともに、毛髪のつややかな発育にとって欠かすことのできない栄養素です。 ヨードはまた、血管に活力を与え、毛細血管を刺激し、毛髪の根元まで十分な栄養が行き渡るようにします。 さらに血管を柔軟にし、高血圧動脈硬化の予防や治療、 また骨粗鬆症などの老化現象にも効果を発揮します。 コンブのぬめりの中には、コンドロイチンという成分も含まれ、 髪につやと張りを与えます。


■いいコンブを見分ける3つのポイント

良質のコンブを見分けるためには3つのポイントがあります。それは色、香り、厚みです。 色は緑褐色を含んだツヤのあるものを。黒すぎるもの、黄色がかったツヤのないものは味が劣ります。 また、プンと香りが立っているものを。そして、よく乾燥していて肉厚の物を選びます。 コンブの表面に見える白っぽい粉はうまみ成分なので、水洗いはせず、布巾で拭き取る程度にしましょう。


■髪を美しくする「コンブの利用法」

▼髪を美しくするには
コンブ5~10gを熱湯1カップに入れ、色が出るまで置く。毎朝起き抜けに飲む。

▼髪を美しくするには
コンブ500gを適当な大きさに切り、ホワイトリカー(35度)1Lに漬ける。 1ヵ月後、コンブを取り除き、毎日朝晩、さかずき1杯ずつ飲む。

▼髪を美しくするには
コンブ10~20gを水でもどして、細切り、豚角切り肉75gと、浸るくらいの戻し汁を加えて30分ほど弱火で煮込み、塩、コショウで調味する。

▼ダイエットも兼ねた髪のケアに
コンブの粉末5gと梅干し1個をコップに入れ、熱湯を加え、色が出るまでおき、毎日飲む。


■高血圧、糖尿病、甲状腺腫、癌の予防にも効果

コンブを水に浸けると、特有のぬめりが出てきます。これは食物繊維の一つである水溶性の多糖類で、アルギン酸などが含まれています。 アルギン酸はコレステロールを減少させ、血圧を降下させる働きが知られており、 整腸作用とともに動脈硬化の予防にも有効です。また、 貧血便秘、甲状腺腫のほか、最近では の予防にも効果があることが報告されています。

▼高血圧、動脈硬化に
コンブ10~15g、米1カップ、豚赤身肉100gに水7カップを加え、お粥を作る。塩少々で味を調え、1日3回に分けて食べる。 コンブ50g、決明子(ハブ茶)30gを水3カップで半量になるまで煮詰め、1日2~3回に分けて飲む。結膜炎の改善にも有効。

▼便秘に
煮コンブ500g、ショウガ75g、黒砂糖適宜を水6カップで煮て、450mLのドロドロした煎液を作る。 大さじ1/2ずつ、1日3回飲む。

▼心臓病、肥満症に
コンブ9gと草決明15gを水3カップで煮て、草決明を取り除き、1日2回に分けて、汁ごとコンブを食べる。

▼糖尿病の改善、癌の予防に
コンブ30g、冬瓜300g、よくい仁60gをスープ4カップで煮て、軽く塩を振り、味を調える。 1日2~3回に分けて食べる。