アレルギーと上手に付き合う美育ミネラル健康法

■かゆみを抑え、肌の乾燥を防ぐのが大切

木や草、虫などに触れると丘疹が現れ、かゆくなる「接触性皮膚炎」。アウトドアで思い切り楽しみたいが、それが悩みという人も多いのではないでしょうか。 そんな時にぜひ試していただきたいのが、イオン化ミネラルです。500倍に希釈して、かぶれた皮膚にまんべんなくスプレーをすると、 かゆみが止まり、丘疹も引いてきます。 また、アレルギー疾患の一つであるアトピー性皮膚炎にも同様です。 アトピー性皮膚炎の特徴は、かゆみを伴う発疹が繰り返し出現することにありますが、かゆみを止め、肌の乾燥を防ぎます。


■ステロイドとの付き合い方

アトピー性皮膚炎の標準治療といえばステロイド外用薬ですが、重度によっては内服薬を使用することもあります。 皮膚科医の多くは指示通りに使用していれば副作用はなく、これほど有効な薬はないといいます。 しかし、長期間にわたってステロイド外用薬を使用した結果、皮膚が固くなったり、黒ずんできたり、血行が悪くなるなどの副作用に苦しんでいる方が 大勢いるのも事実です。また、長期間ステロイド剤(外用・内用)を使用した患者が、急にステロイド剤をやめてしまうと、リバウンド現象と言って、 今までにないひどい症状ムーンフェイスが現れることがあります。皮膚炎の他にも、ステロイド剤は医療の現場では非常に広い領域で使われています。 気管支喘息など呼吸器系の病気、潰瘍性大腸炎・クローン病など消化器系の病気、腎炎などの腎臓の病気、急性リンパ性白血病や膠原病など、 著しく症状が改善するという疾患は、細かいものまで含めると500以上に上るといわれています。


■副作用を知ってカルシウムを摂る

起こりうる副作用には、感染症、糖尿病、高血圧、脂質異常症、消化性潰瘍、骨粗鬆症があり、ステロイド剤の投与にあたっては、 この副作用への対策を知っておくことも大切です。 ちなみに、アメリカリウマチ学会では、「ステロイドによる骨粗鬆症の予防に関するガイドライン」(1996年)を発表し、 「医師はコルチコステロイド(副腎皮脂ホルモン)を服用している患者が骨粗鬆症のために、適量のカルシウムとビタミンDを含む食事を摂るように指導するべきだ」 としました。しかし、それに対する日本の反応は全くなく、医師が注意することもなく使われ続けています。 このように、ステロイド剤を使用している方は積極的にカルシウムを摂る必要があるのです。