健康に必要な6大要素とは?

健康に必要な3大要素は、快食、快眠、快便です。

■快食

快食は、「心地よく食べること」。食生活のパターンには、 健康中心型・栄養中心型・美味しさ中心型・便利さ中心型・習性型・経済中心型などがあります。


■快眠

楽しく食べた後は、「心地よく眠ること」です。1日の約3分の1が睡眠時間ですから、眠りの質はとても重要なことです。 そのためには、寝具や、寝室の温度、湿度、音、光などの寝室環境を整える必要があります。 また、快眠のためには、生活習慣を見直し、規則正しい生活をすることが大前提です。
体の中には体内時計があり、睡眠のタイミングを決めるだけではなく、前もってホルモンの分泌や生理的な活動を調整し、睡眠に備えてくれます。 ですから、規則正しい生活をして、いつも体内時計を調節しておけば、良い睡眠習慣が身について快眠が得られます。


■快便

「快便」は、快食、快眠の結果ともいえます。 食物繊維 を上手に取り入れて、悪玉菌が作る腐敗物質の臭いをイオン化ミネラルで中和し、腸内環境を整えましょう。 健康のためには、さらに加える3つの要素があります。それは、快運、快便、快職業


●快運

「快運」とは、「心地よく運動すること」です。一見、健康そうに見えても、運動不足による体の不調を抱えている人は、たくさんいます。 運動不足に加えてカロリーオーバーになると、 肥満脂質異常症糖尿病などの生活習慣病を引き起こす要因にもなります。 また、運動不足は、老化を早める原因でもあります。反対に、運動をすると・生活習慣病の予防・アンチエイジング効果・肥満の解消・ リフレッシュ効果・持久力や疲労回復の増進効果・骨や関節を丈夫にするなどの効果が期待できます。 ただ、運動に苦手意識を持っている人は、健康のためと一念発起しても、長続きせずに終わってしまうことが多いようです。 大事なことは、初めから無理せずに、リラックスした気分で自分の体力と相談しながら行うことです。 楽しむことを目的として、自分がやりたい運動を選んで行うことが大切です。 また、練習の励みになるスポーツ仲間を作ることも、長続きの秘訣です。仲間と一緒に行動すれば楽しく継続できるでしょう。 快運は快便につながり、心地よく運動した後の心地よい疲れは、心地よい睡眠=快眠につながります。

【関連項目】:『運動不足解消』


●快勉

「快勉」とは、「仕事や学問を一生懸命すること」。将来のためになる経験をすることや一生懸命になることをいいます。 懸命とは力いっぱい頑張ることで、賢明すなわち賢く、物事の筋道をよく考えていることに通じます。 何をやるにしても、探求心、好奇心が旺盛な人は、勉強家と言えます。 旺盛とは、非常に元気で力があふれている姿で「元気、力」がイコール「健康である証拠」となります。


●快職

「快職」は、快勉にも通じ、「心地よく仕事をすること」です。気分よく働けるかそうでないかは、その仕事が自分に合っているかいないか、 という職種の問題が第一です。仕事の内容が自分のやりたいことであれば、少しくらい忙しくても苦にはなりませんし、ストレスは生まれません。 第二は、職場の人間関係です。会社の中には好感を持てる人もいれば、苦手な人もいます。 では、苦手な人とはどうやって付き合っていけばいいのか。正面切って受けるか、背を向けるか、右にかわすか、左にかわすか、 縮こまって通り過ぎるのを待つか、受け方は色々です。その時によって臨機応変に受ければよいのです。 そして、それを楽しめれば、いうことはありません。要は苦しみを楽しみに変えることです。 そうはいっても苦痛に感じてしまう人には、ストレスが生まれます。そんな時は、そのストレスをどう発散させるかが重要で、それは自分で探すしかありません。 好きなことに没頭するなど、自分にとって心地よいことをするのが、一番です。 自らが心地よさを持っていると、周囲もそれによって変化し、結果的に心地よく仕事をすることができるようになります。 「あの人が悪い」「この人のやり方が良くない」と人のせいにすることは、間違ってもしないようにしましょう。 以下は、快職を実現するための「六無い」です。

①愚痴を言わない
②不平不満を言わない
③人の悪口を言わない
④人を羨まない
⑤人のものを取らない
⑥人を陥れない


これらのことが実行できるか否か、自分がどう考えているかによって、快職にもなるし、不快職にもなるのです。 真の健康を手に入れるには、それなりの努力が必要です。 人は努力することによって磨かれ、進歩していくものです。真の健康は、努力の上に作られます。 ですから、真の健康とは「幸せ」と置き換えることができると思います。


■80(ハットー)%の健康10訓

①中肉多菜
肉はほどほどに、野菜は多く。生野菜だけが料理ではありません。野菜は温野菜にすれば多く食べられます。

②中塩多酢
塩分は色々な害が言われている塩化ナトリウムと思ったら大間違い。 塩化ナトリウム自体が偏食状態なのでミネラルを追加。 カルシウムカリウムマグネシウム が入ると話は別。酢は元気、健康の元、もっともっと多く。

③中糖多果
甘いものは果物から。とはいっても果糖が多すぎると肥満への直通切符。ミネラル添加で糖鎖にすれば変わります。

④中食多噛
腹八分目でよく噛む。幸せさえも噛み締められます。早食いは厳禁。ゆっくり食べないと満腹中枢が信号を出しません。

⑤中衣多浴
薄着で風呂好きの人は、健康を身に着けている人となります。とはいっても潔癖症は病気の一つです。

⑥中言多行
ペラペラ御託を並べている間に行動を開始するべし。実行がおろそかでは「口だけ」になってしまいます。 しかしきちんと話せることも大切です。

⑦中欲多施
自分の欲望のためだけに走らず、他人のために走れ。利己主義から利他主義に変わると人はついてくるもの。そう信じて利他主義に。

⑧中憂多眠
くよくよしたって同じ。策は必要ではあるが、杞憂は無駄。とっとと熟睡すべし。

⑨中車多歩
自動車は確かに早くて便利。しかし歩けば健康への近道。1日1万歩を目指せ!

⑩中憤多笑
怒った時、怒りたい時、ちょっと怒って笑いに変える。ニコニコしていれば忘れてしまいます。