脊柱管狭窄症対策に『プラセンタ療法』

血流促進と神経修復のW効果で脊柱管狭窄症に伴う間欠性跛行が回復する胎盤エキス『プラセンタ


■間欠性跛行にも効果大と医師も注目

腰部脊柱管狭窄症の患者さんは100%の確率で間欠性跛行(細切れにしか歩けなくなる症状)を抱えており、 その解決が急がれます。しかし、間欠性跛行の原因となる脊柱管狭窄症は、治療が難しい病気のため、 治療を受けても思うように回復させずに依然として間欠性跛行に悩む人が大勢います。 そんな中、脊柱管狭窄症による間欠性跛行の改善に一定の成果を上げ、医師の間で注目を集め始めている治療法があります。 それは、胎盤エキス『プラセンタ』を用いたプラセンタ療法です。 プラセンタとは、哺乳動物の胎盤のことで、一般には人間や豚の胎盤から抽出したエキスのことを指します。 プラセンタ療法とは、このプラセンタを皮下や筋肉へ注射したり、栄養補助食品で摂取したりする治療法のことです。 胎盤には、胎児が成長するのに不可欠な、ありとあらゆる栄養や生理活性物質(体の働きを活発にする物質)が 豊富に含まれており、胎盤から抽出したプラセンタの薬理作用は、実に20種類にも及びます。 このうち、間欠性跛行の改善に効果を発揮するのは、血流促進作用と神経修復作用と考えられます。


●体内の成長因子が活性化する

間欠性跛行は、歩行中に脊柱管を通る血管や神経が断続的に圧迫されることで生じます。 断続的な圧迫によって血流が滞って神経に十分な酸素や栄養が届かなくなり、神経の働きが低下する結果、 痛みや痺れが現れるのです。この状態を改善する効果を期待できるのがプラセンタの持つ血流促進作用です。 狭窄で血流が悪化しても、プラセンタを補えば血流が改善して神経に酸素や栄養が行き届きやすくなり、 神経の働きが高まって痛みや痺れが起こりにくくなるというわけです。 さらに、プラセンタの神経修復作用も見逃せません。間欠性跛行は、痛みや痺れが現れているのに我慢して歩き続けると、 そのたびに神経が損傷されて、病状が悪化する特徴があります。

プラセンタを補うと、体内でHGF(肝細胞増殖因子)やNGF(神経細胞増殖因子)などの成長因子が活性化します。 成長因子とは、細胞の増殖を促して傷んだ組織の修復を行う物質のこと。 成長因子が活性化すれば、当然、間欠性跛行で傷んだ神経の修復力が高まり、症状の改善を期待できるのです。