ボケ防止・物忘れに「DHA」体験談

初期のアルツハイマーと診断されたが、DHAサプリメントを摂ったら症状が消えた。


●食事をしたことを忘れるほどの症状

兵庫県に住むEさん(75歳)が、アルツハイマー型認知症と診断されて、すでに3年がたちました。 当時の様子を妻のFさん(68歳)は、次のように話します。

「主人の様子がおかしいと思い始めたのは、2005年の春ごろでした。 たった今食事をしたばかりなのに『早く食事にできないか』などという始末。 年齢も年齢だし、ボケが始まったのかなとすぐ思いました」

近所の大きな病院で診てもらったところ、アルツハイマー病と診断され、ショックを受けたそうです。

「医師からは、それほど重症ではないといわれました。でもアルツハイマー病は簡単に治る病気ではないだけに、 重症ではないといわれても、心中は穏やかではありませんでした」

当時のEさんには、記憶障害も現れており、妻との会話がなかなかかみ合いませんでした。 また、簡単な計算もほとんどできなくなっていたそうです。

「味覚などはしっかりとしているようで、食事はおいしいといって食べてくれていました。 ところが、アルツハイマー病になってからは、直前に食べたことも忘れて、 ご飯やおやつを早く欲しいとせがむようになり、受け答えが大変でした」

そのせいでFさんもイライラし、けんかが耐えなかったとか。 しかし、心のそこでは「また声を荒らげてしまって・・・主人に申し訳ない」 という気持ちがわき上がり、落ち込むことも多かったといいます。


●記憶力が回復し会話も元の戻った

その年の夏、Fさんは、近いうちに市役所を訪れ、介護施設への入所の相談をしようと思っていたそうです。 そんなある日、Eさんの友人から「アルツハイマー病の人も飲んでいいDHAのサプリメントがあるので、 とりあえず試してみたら」という連絡が入ったのです。 Fさんは早速、マグロからDHAを抽出したサプリメントを通信販売で取り寄せました。 そして、Eさんに、毎食後に3粒ずつ、水で飲ませるようにしたのです。 DHAサプリメントの効果は3ヵ月後に現れました。

「DHAサプリメントを摂る前は、食事をしたことをすぐに忘れていたのが、まったくなくなったのです。 そのため、主人とけんかをすることが少なくなりました。そのうち、会話の内容もある程度わかるようになり、 私の方も主人が何を言いたいのかが、少しずつ理解できるようになったのです」

Eさんは、現在でも、DHAサプリメントを病院の薬と並行して飲んでいます。

「DHAサプリメントを摂りだして半年後には、テレビを見ながら笑うようになりました。 今では、私との会話の途中で、軽い冗談まで出るようになりました」

そう語るFさんは、夫の症状がもっとよくなったら、また一緒に旅行に行きたいと願っているそうです。


◆サプリメントで補う

DHAは、魚から補うことが一番なのですが、魚が嫌いだったり、調理をするのが面倒だったりする人も多いかと 思います。そのような人は、サプリメントを利用するのも一つの方法です。 サプリメントには、DHAが凝縮されているので、ごく少量摂るだけで必要量を摂取することもでき便利です。

【関連項目】
『DHA関連製品』