アセチル Lカルニチン
【ボケ防止・脳の活性化に】

「覚える」「記憶する」「学習する」際にフル回転で働く脳には、緻密な神経ネットワークが存在し、 神経細胞は神経突起を通じて隣の神経細胞とつながり合いネットワークを形成しています。 『アセチルLカルニチン』は、このネットワークを活性化させる役割をもちます。


■「アセチル Lカルニチン」とは?

テレビでも話題を呼んでいるLカルニチンは、私たちの体内で酵素の働きによりアセチル化反応が起こり、 必要量の『アセチルLカルニチン』を作ります。 アセチルLカルニチンはLカルニチンと比べて 細胞膜への浸透がスムーズにできるため、より効果的に体の各部位に働きかけることが分かっています。 通常のLカルニチンでは入り込めないようなデリケートな場所(とくに脳、神経、心臓、肝臓)で働く働き者なのです。

アセチルLカルニチンは体内で血液脳関門を通過して、脳内の中枢神経系に広く行き渡ります。 脳内でアセチル Lカルニチンは「アセチルコリン」(適切な脳の働きに不可欠な神経伝達物質)の合成や、 細胞のエネルギー産出反応の両方に対して作用を発揮します。

アセチルLカルニチンは脳内ではドーパミンの放出を助け、放出されたドーパミンを受け手の神経細胞膜にある 受容体というタンパク質にくっつきやすくさせるといわれます。 ドーパミンは脳内で神経を興奮させる作用をもつ神経伝達物質です。 ストレスや不安を感じると、多量に分泌されるという特徴を持ち、 精神的なストレスから私たちを守ってくれているのです。