■発芽玄米に含まれる注目の成分「フェルラ酸」

アルツハイマー病に効く米ヌカの新成分

玄米や発芽玄米に含まれる「米ヌカ」に、「フェルラ酸」というアルツハイマー病を改善する成分が見つかり、 注目されています。フェルラ酸は、植物のポリフェノール(色素成分)の一種で、玄米や発芽玄米などの米ヌカの部分に、 1kg当たり100~400mg含まれています。しかし、ヌカを取り除いた白米や精白した小麦粉には、 フェルラ酸は全く含まれていません。玄米や分づき米(白米ほどは精白していない米)を食べていた昔の日本人は、 フェルラ酸を1日100mg摂取していたといわれます。しかし、精白した小麦粉で作ったパンや白米ばかりを食べている 今の人たちは、フェルラ酸不足に陥っている可能性が大きいと考えられるのです。 最近の日本で脳血管性認知症に代わってアルツハイマー病が多くなってきたのは、このような食生活の変化も 影響しているように思われます。

【関連項目】:『フェルラ酸』