目の健康によい成分「アスタキサンチン」
活性酸素によって体が酸化されると、体のさまざまな部位が悪影響を受けます。 なかでも、目は紫外線に常にさらされているため、特に活性酸素が発生しやすい部位です。 最近では、目をカメラに例えるとレンズの役割をする水晶体が白く濁り、ものがかすんで見えたり、 光をまぶしく感じたりする「白内障」という目の病気にかかる人が激増しています。 『アスタキサンチン』は目の奥にある網膜まで到達して抗酸化力を発揮し、 白内障や黄斑変性症(目の網膜にある黄斑部が変質し、視野がゆがんだりぼやけたりする病気)など 目の病気を防ぐ働きのあることが確認されています。
■目の健康とアスタキサンチンの働き
白内障に対して絶大な効力を発揮する
私たちの体をサビつかせる元凶は何かといえば、体内に発生する「活性酸素」という物質です。 呼吸によって体内に酸素が入ると、その一部は活性酸素という酸化力の強い酸素の変化します。 本来、活性酸素は、体内で細菌やウィルスを撃退したり、癌細胞を攻撃したりする役割を果たしています。 ところが、活性酸素は体内で大量に発生すると、他の細胞まで攻撃してしまうのです。 活性酸素が細胞に働くと、細胞を覆っている「細胞膜」のリン脂質(リンを含んだ脂質)が酸化し、 細胞が死滅したり、働きが損なわれたりして、老化やさまざまな病気を引き起こします。
では、活性酸素によって体が酸化されると具体的にどのような悪影響が現れるのでしょうか。 例えば、活性酸素の害を受けやすい部位である肌。日光の紫外線を浴びると、肌の内部に活性酸素が発生します。 すると肌の細胞膜が酸化し、細胞が死滅してシミやシワなどを招くのです。 目も紫外線にさらされることが多く、活性酸素の害を招きやすい部位です。 目の内部には毛細血管が走っていて、眼球に酸素が供給されています。 加えて、目は紫外線に常にさらされているため、特に活性酸素が発生しやすいのです。 最近では、目をカメラに例えるとレンズの役割をする水晶体が白く濁り、ものがかすんで見えたり、 光をまぶしく感じたりする「白内障」という目の病気にかかる人が激増しています。 白内障も、紫外線によって大量発生した活性酸素が水晶体を酸化させ、 濁りを引き起こすのが重大原因といわれています。
『アスタキサンチン』は、白内障に対して絶大な効力を発揮します。 目の神経細胞には血液網膜関門という関所のような部位があり、 目に必要な栄養成分だけを取り入れる仕組みがあります。 血液網膜関門を通過できる栄養成分はごく少数しかありませんが、実はアスタキサンチンはその成分の一つ。 これまでに行われた実験でも、アスタキサンチンは目の奥にある網膜まで到達して抗酸化力を発揮し、 白内障や黄斑変性症(目の網膜にある黄斑部が変質し、視野がゆがんだりぼやけたりする病気)など 目の病気を防ぐ働きのあることが確認されています。