視力低下・疲れ目に「超音波治療器」

超音波治療器』は、超音波による「マイクロマッサージ」効果を利用して、 目の筋肉の疲労回復や血行促進を図る医療機器です。 超音波治療器から投射される超音波は、1秒間に2万4000個のソフトな微振動です。 この振動が目の奥深くまで届き、細胞レベルでのマッサージ効果となってい現れます。 これが「マイクロマッサージ」で、マイクロマッサージの作用は、水晶体の厚みを調節している毛様体筋に働きかけ、 血行を促進し、代謝を促進させ、疲れを取り除きます。 凝り固まっていた毛様体筋が柔軟性を取戻し、目のピント調節の要・毛様体筋のコリをほぐして、疲れ目や視力を改善します。


■目のコンディションが視力を大きく左右する

今、視力の低下や目の疲れに悩む人の治療に効果を上げているのが、目の『超音波治療器』です。 皆さんの中には「いったん視力が悪くなったら、もう元には戻らない」と思われている方も多いと思いますが、そうではありません。 視力検査で測定される視力には、2つの要因が関係しています。第1が、目の気質的な(形状や構造上の)要因。 私たちの目は、レンズに当たる水晶体の厚さを調整して、スクリーンに相当する網膜の上に像を結ぶ仕組みになっています。 ところが、眼球が奥に長い形に変形してしまうと、眼軸(水晶体から網膜までの距離)が長くなり、 網膜よりもピントが手前に来てしまいます。これを「軸性近視」といいます。 また、角膜や水晶体の光の屈折率が強すぎても、同様にピントが合いません。これが「屈折性近視」です。

第2の要因は、目のコンディションです。目のピント調節は、毛様体筋という筋肉が伸びたり縮んだりして、 水晶体の厚さを調節して行っています。毛様体筋は非常に疲れやすく、近くばかりを見るなど目を酷使すると疲弊して働かなくなり、 厚くなった水晶体を元に戻せなくなってしまいます。これを「偽近視(仮性近視)」といいます。 つまり、偽近視の人は、毛様体筋の疲労や緊張が取れて目のコンディションが良くなれば、ピント調節機能が戻り、 視力も回復するわけです。そのため眼科では一般に、偽近視の人には「ピント調節改善薬」と呼ばれる目薬を処方して、 視力が改善するか、しばらく様子を見ます。しかし、この方法では視力改善につながるケースはごく少数です。 そこで、「目の超音波治療器」が注目されているのです。


●超音波の微振動が目の奥まで届き、血行を促進

目の「超音波治療器」は、超音波による「マイクロマッサージ」効果を利用して、目の筋肉の疲労回復や血行促進を 開発された医療機器です。日本の有名眼科医らの研究により、1962年に完成。約50年の歴史があるものです。 超音波治療器から投射される超音波は、1秒間に2万4000個のソフトな微振動です。 この振動が目の奥深くまで届き、細胞レベルでのマッサージ効果となってい現れます。 これが「マイクロマッサージ」です。マイクロマッサージの作用は、水晶体の厚みを調節している毛様体筋に 働きかけ、血行を促進し、代謝を促進させ、疲れを取り除きます。凝り固まっていた毛様体筋が柔軟性を取戻し、 ピント調節機能が回復しますから、視力改善効果が現れるのです。


●Q&A

【質問】どれくらいの器官で、近視が改善しますか?

【答】 近視になってからの期間や、その人の目の酷使度合いなどによって個人差があります。 1~2ヶ月で視力が改善する人もいれば、回復するのに1年以上かかる人もいます。 視力に変化はなくても、目の疲れが和らぐなどの効果は、使用後すぐに実感する人が多いようです。 また、超音波治療器は軸性近視(眼球が伸びて起こる近視)など目の形状が原因の近視には直接的な効果はありませんが、 ピント調節の異常から近視になったり、さらに度が進むのを効果は期待できます。

【質問】超音波治療器は、毎日どのくらい使えばいい?

【答】 1日1回10分間、片方の目にだけ超音波を投射するのが、基本的な使い方です。 翌日はもう一方の目を10分間という具合に、左右の目を1日交代で行います。 長時間行っても安全ですが、1回10分で十分なマイクロマッサージ効果を得られます。 目標の視力にまで回復した後は、疲れ目のケアや視力の維持のために、週に1~2回に頻度で使い続けることをお勧めします。

【質問】子供に超音波治療器を使ってもいいですか?

【答】 視力は6歳頃に完成するため、超音波治療器の使用対象年齢は、基本的に6歳以上としています。


●体験談

▼飛蚊症がなくなった(72歳・女性)
超音波治療器を使い始めて15日目ぐらいで、ずっと気になっていた飛蚊症が小さく薄くなった感じがしました。 1ヶ月後に眼科で視力検査を受けたところ、左右とも0.7だった視力が0.8に回復。 朝、目が覚めたときに目がスッキリとして目覚めがよいので、嬉しく思っています。 これからも家族で愛用していくつもりです。

▼運転時に眼鏡不要になった
私は視力が左右とも0.4で、ずっと眼鏡をかけて運転していました。ところが、自宅で超音波治療器を1日10分ずつ使用したところ、 両眼とも1.2まで視力が回復したのです。先日、運転免許の更新に行きましたが、ついに「眼鏡使用」の条件が外せました。 目の疲れを感じることも激減し、とても感激しています。

▼失明の危機から脱出
白内障の手術をした2週間後に、視界に白い霧がかかるようになりました。眼科医に「失明の恐れがある」と言われ、 再手術を受けたものの、ますます悪化。いろいろな治療を受けましたが、視力はほとんどなくなりました。 ところが超音波治療器を使い始めて、日ごとに視力が回復。眼科医も驚いて、「再手術をしなくてもよい」と言われています。